そもそも人の身体は左右非対称。
よく靴底が片方だけやけに外側がすり減っていたり、
内側のアーチが潰れてしまっていたり、
別に運動してるわけじゃないのに片方だけ膝の調子が悪い、
なんて経験をしたことがある方多いんじゃないでしょうか?
実は人の身体ってすっごく左右非対称なんです!
ちょっとこの画像を見てみてください、
これは骨盤の回旋からどのように太もも・膝・足に回旋が連動していくかを現しているものです。
出産をすると骨盤が開いてしまうとか、
脚を組みたくなるのは骨盤が歪んでるから、
みたいな知識って皆さんなんとなく耳にしたり経験されていると思います。
約8割ほどの人は右の骨盤が前傾傾向にあり、左の骨盤は後傾傾向にあります。
もちろん例外もありますし、その程度は様々です。
今まで300人以上の身体を診させていただきましたが、
やはりほとんどの方にこのパターンが当てはまっていました。
アスリートムーブメントでは、
・怪我や慢性的な腰痛の改善
→ボディートリートメント
・姿勢や肩こりの改善
→コンディショニング
・スポーツのパフォーマンスアップ
→ファンクショナルトレーニング
・ダイエット
→ダイエットパーソナル
の4つのメニューと目的に合わせて施術&トレーニングを処方します。
そのベースとなるのが『Movement=身体の動き』なんです。
以前の記事で、
(『見えている形』と『見えていない感覚』① - Movement Lab -カラダの動き研究所-)
少し紹介させていただいたのですが、
何気ない動きの中に左右で違いが現れてきます。
片足立ちをするだけでも、
片方は足の内側に重心が乗り、
反対側は外側に乗ったり。
左脚で立つと安定するのに、
右側だとぐらぐらしてしまったり。
もしくはその逆のパターンであったり!
後ろから姿勢を見たら、
左の肩甲骨の方が右より高くなっていたり。
このように人の身体は知らず知らずのうちに、自分流にカスタマイズされていきます。
人それぞれ生活環境、運動習慣、仕事環境が様々なのでそれは自然なことなんですが、
問題はその身体のズレに気づける機会がないことです。
なので、大抵身体の痛みや違和感が現れて初めて気付かされます。
例えば、内科や歯に関しては学校で定期的に内科検診や歯科検診がありますよね?
では身体の動きに関してはどうでしょう?
せいぜいスポーツテストで長座体前屈をして、身体の硬さに気付かされますが、
どんなストレッチをすればいいのかは教えてくれません。
子供の頃、身体が硬かった方は大人になっても硬いケースが多いんです。
ちょっとしたストレッチを生活に取り入れたり、職場でのイスの高さを少しだけ変えてあげるだけでも腰への負担は大きく軽減できます。
『手っ取り早く痛みさえ取れれば…』
と思ってしまいますが、
この『Movement=身体の動き』からカラダを改善するというアプローチは、
一時的ではなく再発しにくい身体にでき、慢性的な肩こりや腰痛から卒業できるんです♪
いつも同じフレーズを使ってしまいますが、
『急がば回れ』なんです👍😉
まずは少しでも身体の動きや、痛みのメカニズムに興味をもっていただけたら嬉しいです!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます🤲