Movement Lab -カラダの動き研究所-

『Movement=動き』からカラダを改善するパーソナルジム【ATHLETE MOVEMENT】のオフィシャルブログです。

” 治療 “ とは何か。

身体の使い方ってみんな同じように見えて、

実は全然違うんです。

 

例えば、紙に『あ』という文字を家族のみんなで書いてみてください。

 

どうですか?

 

それぞれ特徴が違うと思うんです。

 

『身体を治す』『フォームを改善する』という作業は、ペン習字に少し似ているかもしれません。

 

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お手本があって、字の湾曲具合やハネのタイミングや長さをまずはなぞったり真似をしながら少しずつお手本に近づいていきますよね!

 

その作業ってどんなサプリメントを飲んでも、最新の機械を使ってもショートカットできないですよね。

 

とにかく何度も何度も練習して、自分のクセを修正していく!

 

“治療”って聞くと、どうしても受け身なイメージを持たれている方が多いと思うんです。

 

例えば、マッサージ、整体、湿布、痛み止め、注射、電気治療、鍼治療などなど。

 

もちろん「痛み」をコントロールするにはとっても効果的です!

 

でもこんな経験はありませんか?

 

2日、3日はいいけど、

また時間が経つと同じような症状が出てきてしまう…

 

そもそも『痛み』というのは身体にとってとても大切な機能なんです。

 

ときには身体で起きている問題を教えてくれるセンサーとして、

 

そしてときには、患部がそれ以上悪化しないように守るために働きます。

これを『ガーディング』と言います。

(ガードするってことですね!)

 

ということは、

問題が改善されないまま『痛み』だけを取った場合、身体はまた『問題が起きてるよ〜』と教えなくてはなりません。

 

身体というのはおおまかに言うと、

『脳・骨・筋肉』が連動しあって動くことができます。

 

転倒やスポーツの接触プレイによる打撲や骨折を除いて、

 

身体の痛みは、

関節の場所が本来の場所から逸脱することによって靭帯や筋肉に異常なストレスがかかることで発生することが多いです。

 

ポイントは "なぜその関節が本来の場所から逸脱してしまうのか" です。

 

その原因は姿勢のクセであったり、『使われすぎてしまう筋肉』と『あまり使われない筋肉』のバランスによるものがほとんどです。

 

『使われすぎてしまう筋肉』は緩ませたり、ストレッチなどで元の筋長に戻します。

 

問題は『あまり使われない筋肉』です。

 

本来その筋肉が使われる動きや筋トレをしても、うまくそのターゲットにしている筋肉が反応してくれないことが多いんです。

 

ここで『脳』と『神経』へのアプローチが始まります。

 

「この動きではこの筋肉を使うんだよ〜」と、筋肉の再学習をするんです。

 

そうやって少しずつ身体が本来の動きを取り戻し、その結果関節にかかっていたストレスが軽減することで身体が出していた痛みや違和感が消えていくんです。

 

大変だな〜!!って思っちゃうかもしれませんが、

 

急がば回れ』で実はこれが1番の近道なんです。

 

私のお客さんでも、

ずっと痛みや違和感を誤魔化しながら、

もう何十年とひどい腰痛や肩こり、膝の痛みでお悩みの方が少なくありません。

 

ある程度時間はかかりますが、

皆さん大きく身体が改善されています。

 

来店された目的の痛みがすっかり改善し、

やりたかったスポーツを始められる方も多いんです。

 

健康の定義はいろいろあると思いますが、

私は『自由に動ける身体』こそ健康には欠かせないものだと思っております。

 

気づいたら長文になってしまいましたが、

何か参考になれば嬉しいです!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます🤲